これから無職になるやつが遅刻した話。
遅刻してしまった話
先日、遅刻してしまった。
今の会社に勤めて丸二年。三年目に当たるこの年にやめることにしたわけだが、今までルールに反するようなことはしたことがない。
当たり前っちゃ当たり前だが。
小心者でビビりな俺はルールを破るなんてたいそうなことはできない。
遅刻なんて今までの人生すべて含めても片手で数え切れるレベルである。
明確に覚えてるのは、中学三年生の頃に付き合っていた彼女とのデートに三時間遅れたこと。昼の11時に待ち合わせしたのに起きたのは1時半。そこから待ち合わせ場所まで30分。三時間待たせたのに彼女は一切怒っていなかった。
怒っていなかったのが逆に申し訳なさを倍増させた。
もしかしたらこの一件が自分にとって遅刻しないような人間にさせたのかもしれない。
これ以外で明確に遅刻でやらかした記憶もないし遅刻すらほとんどしていないと思う。
にもかかわらず仕事で遅刻してしまった。
いくらこの仕事を辞めるとはいえ、かなりへこんだ。
今現在、ちゃんと就業はしているわけだし、社会人としてあるまじき!
そんな日がありました、はい。
一社会人としてこれはよくない。