これから俺は無職になる。
これから俺は無職になる
あと二か月で無職になる。6/20付で仕事を納めて、以降23日間を有休消化をする予定。
今の仕事はそこまで嫌いじゃないし、人間関係も割といい。職場環境が理由でやめたいと思っているわけではない。
嫌なところを挙げればそれはそれで少なからず出ては来るけれど…
仕事は「やらなければいけない」ことではあるから、仕事をすることに対する抵抗感は少ない。
それでも働かなくていいならそうするでしょ?
無職になれるなら、ニートになれるなら、不労所得だけで食っていけるなら。
表向きには辞める理由は、やりたいことがあるから。これはこれで事実であって嘘はついていない。
ただ若干心も疲れたし、無職の時間を設けて生きることだけに集中するのもありじゃないかな?てな気持ちでやめてみようと思う。
辞める決意
仕事を辞める決断をしたのは4月上旬いつだったかの月曜日。
仕事に行くべく、朝起きたその瞬間に
「あっ、仕事やめてみよ!」
と思い立ったわけである。
俺は小心者で優柔不断でビビりだから、この決断をして実行できたことには自分でも驚いてしまう。
今までも何度となく転職しようと転職活動もしてきたし、なんなら上司に辞めたい旨を伝えたことすらある。
それでも内定が取れるまでは俺の性格上辞められないと思っていた。無職になって生活できなくなる不安に勝てなかった。
それなのに此度、何の保証もなく当てずっぽうで
「辞めてみる」のだ。
俺の25年の人生においても中々大きめな決断なんだと思う。大きな決断であるという実感はないが、客観的に見てみればそう言えるんじゃないか。
それ以降の仕事に対する気持ち
仕事を辞める決断をして、自分の直接の上司に「辞めたい」と伝えたのはその3、4日後だったかな。
俺はその上司がすごく好きだし、この人じゃなかったらもっと早く、もっと悪く、退職の決断をしていたと思う。
だから申し訳なくも思った。上司に残って欲しいと言われたし、表情もかなり見てて辛いものはあった。けどここで情に流されるほど弱い決意でもなかったから、断固として辞める意志は伝えてしまった。
それ以降、上司と話す度に申し訳なさが生まれていた。
ただ、デメリットと言えるものはただそのひとつだった。
この仕事は辞めるんだ。と思えば何もかもが楽になった。先輩にはある程度気を遣わないといけない。そういうものだろう。でもそれは自分としては目上だからとかではなくこれから先も付き合いがあるからといった理由からだったわけで。
もう辞めるから付き合いもなくなるじゃん。と思ったら心にスっと余裕が生まれて、気を遣いすぎて心が疲れるなんてことはなくなった。
気を遣わないといってももちろん最低限のラインはキープしている。
ミスをして怒られても、適当にやって怒られても別に辞めるからいいやって。
もはや無敵である。
この無敵さは日を追うごとに磨きをかけていく。
最悪ぶん殴ればいい
さすがに物騒な表現ではあるが、最悪こいつぶん殴ったらいいやと思って仕事をしている。このおかげで理不尽に怒られても「うるせえなこいつ。ぶん殴っちまおう。」と思えている。
当方は身体は貧弱でケンカなんて一度たりとてした事もないので実際に殴り合いになったら99%ボコボコにされる側ではあるけれど…
別にそういうことではない。
「ぶん殴ってもいい、だって辞めるんだから」
「ぶん殴ってもいい、関わらなくなるんだから」
こういう思考を手にしたことでまさに無敵と化した。
これは是非仕事が辛い人には持ってみて欲しい思考。
実際殴ったら、仕事はクビになるだろうし、なんなら警察行きだけど。最悪仕事なんて辞めちまっていいんだと実際に今俺は思えてる。
「辞めてもなんとかなる」
かどうかは知らない。だって仕事辞めたことないんだもの。
これから手にすることが出来る台詞。
仕事がつらい人は
今の会社は会社全体でいうと割とブラックな方だと思う。有休はとらない前提でシフトは組まれるし、早く帰れば月の残業時間はマイナスされていく。やめるにも今のところめんどくさい試練がいくつか待ち受けている。
小心者でビビりな俺がやめる決意をし、行動に移せた。ブラック企業の今の会社を辞めたい、ブラック企業でなくとも今の会社を辞めたいという人の助けにでもなればと思う。
実務的な法律だったり、失業保険的な部分はまだわからないことの方が多いからそういった助けにはなりづらいかもしれないが…追々そういった情報も提供できたらとも思う。
最終出社日まであと53日である。